COLUMN
このデザイン“なんか違う”の正体とは vol.3

【第3話】
デザインが“はまる”瞬間とは
整理が終わったあとに上がってきたベースデザインを見て、
クライアントさんはこう言いました。
「説明できないけど、これだと思いました。」
“はまる”デザインの構造
・色数が整理されている
・主役が一つ
・余白がある
・視線誘導が明確
・情報に階層がある
派手だからはまるのではありません。
決断が見えるから、はまる。
なぜ削ると強くなるのか
情報が多いと、人は選べません。
逆に、
・一番伝えたいことが大きく
・それ以外は支える役割
この構造ができたとき、
キービジュアルは機能し始めます。
これはポスターなどだけでなく、
・LP
・広告
・ブランディング
・採用ページ
すべてに共通します。
発注側が持つべき視点
今回のケースで最も印象的だったのは、
クライアントさんが
違和感を放置しなかったこと。
納期直前でも立ち止まった。
整理し直した。
方向を再定義した。
その決断が、
イベント全体の印象を変えました。
まとめ
デザインは装飾ではありません。
戦略の可視化です。
そして、
クリエイティブディレクションは、
「センス」ではなく「意思決定」です。
発注時に確認すべきは、
✔ この会社は、方向を一緒に決めてくれるか
✔ 削る提案をしてくれるか
✔ 上流から入ってくれるか
もし今、「なんか違う」と思っている案件があるなら。
それはデザインの問題ではなく、
コンセプトの解像度の問題かもしれません。
キービジュアルは、
センスではなく“決断”から生まれます。